Google AdWords の広告評価システムが大きく変更されたよ。
Google AdWords の広告評価システムが変更となります。
結構大きな変更です。
既存の Google AdWords ユーザーは、今まで非表示だった広告が表示されて課金されるケースも出てくる為、注意が必要です。
詳細は以下の通り。
広告評価システムの変更開始のお知らせ
2008年9月16日
Posted by 鈴木雅之 プロダクトスペシャリスト
先日ご案内させていただきました広告評価システムの変更ですが、近日中に全広告主様に反映される運びとなりましたので、本日改めてご連絡させていただきます。
先日ご連絡させていただいたとおり、今回は品質評価システムで以下 3 つの変更を行います。
リアルタイムな品質スコアの提供:品質スコアは検索が行われるたびに毎回算出されるようになります。
非表示(検索サイト)ステータスの廃止:毎回の検索クエリごとにキーワードの評価が行われるため、すべてのキーワードが表示対象となります。
First Page Bid の提供開始:最小入札価格に代わり、入札金額を決める際の参考情報となる指標として First Page Bid を提供するようになります。
以下、簡単ではありますがそれぞれの変更内容について補足していきます。
品質スコア
今回の変更により、検索が実行されオークションが発生するたびに品質スコアを計算し、その結果をもとに広告表示の判断をするようになります。この品質スコアは検索クエリと対応する設定キーワード、広告原稿、お客様のアカウント全体のこれまでのパフォーマンス、リンク先ページの品質など様々な要素を考慮して計算されます。品質スコアを各検索クエリごとに計算するようになる結果、関連性が高く品質の高い広告がより多く表示されるようになり、これは最終的にユーザーの検索体験の満足度向上にも寄与し、その結果広告主様もより質の高いクリックを受けるようになるだろうと考えております。
非表示(検索サイト)
これまで、入札クリック単価(上限CPC)が 最小入札価格を下回っていた場合、キーワードステータスは「非表示(検索サイト)」 となり、上限 CPC を最小入札価格以上に入札金額を引き上げない限りそのキーワードが表示されることはありませんでした。しかしながら、今後は「非表示 (検索サイト)」というキーワードステータスがなくなるので、キーワードが一時停止、もしくは削除されておらず、かつ品質スコアと入札金額を元に算出され た値が広告表示のための条件を満たしていると判断された場合、これまで非表示であったキーワードにも広告表示の可能性が出てきます。
First Page Bid
First Page Bid とは、Google のウェブ検索結果1ページ目に広告を表示させるにはどれくらいの入札金額が必要かを表す提案値です。この金額は、設定キーワードのパフォーマンス、品質ス コア、およびそのキーワードの最新の競合状況に基づいて算出しております。しかしながら First Page Bid はあくまでも見積もりの値なので、この金額を設定しても必ずしも広告が Google のウェブ検索結果1ページ目への広告表示を保証するものではない、という点にご注意ください。その他、First Page Bid の詳細についてはこちらもご参照ください。
最 後に繰り返しとなりますが、Google ではユーザーの検索クエリと関連性のある品質の高い広告を表示することが、検索ユーザーの満足度向上につながり、 その結果、広告主様にとってもより有益な広告出稿体験を経験していただけるものと考えております。そのため、品質の高い広告を表示できるよう絶えずシステ ムの見直しを行っております。
何と言っても重要なのは広告の品質を高める事。
- クリック率の高い広告を作る。
- 広告先のページを充実させる。
表示したくない広告は、入札金額を下げるのではなく、広告掲載の一時停止、もしくは削除をすること。
個人的には一時停止を推奨します。
また、First Page Bid が表示される事により、1位を狙いやすくなりますが、必ずしも1位に出す事が重要ではなく、継続して掲載する事が重要なので、無理な金額を入札しない事が肝心です。
必ず広告を掲載する時は損益計算を忘れずに (=^--^=) !