所詮無料は無料。

i was in the blue sky !

あなたは今まで、無料で高価なプレゼントをもらったことはあるだろうか?
車や旅行、新品のパソコン、一眼レフカメラ、ブランド品...

もちろん家族や恋人、あるいは友人からの贈り物としてはあるだろう。
でも、名前も知らない第3者からもらった事はあるだろうか?

間違いなくそれは無いはずだ。

ゼロとは言わないが、そんな事はゼロに近い。
例えば道端で知らない人が大金をくれるはずがない。
貸してくれる事すら難しい。

昔、大学生の頃、友人と渋谷のインドカレー屋に入ったはいいものの、2人ともお金が足りない事に気付き、慌てて取りに帰ったが、銀行が閉まっていたか何かでお金を手に入れられなかった。
とても困り、街を歩く人に事情を話したが、誰も取りあってくれなかった。
K察にも行ったような記憶もあるが、結局駄目だった。
その時、あるだけ払ったのか、それとも違う何かがあったのかもう記憶が無いが、結局何も食べずにお金を払って店を出たことだけは覚えている。

電化製品を買うにも、服を買うにも、車を買うにも、それどころか衣食住全てお金を払って、物を買っているはずだ。
無料で車を買う事はできないし、元からあったとしても乗り続ける事はできない。
至極当たり前の事だ。

私たちは対価を払って、全てのものを得ているのだ。
無料で価値のあるものを得る事はできない。

ところが、こと情報になると、その意識が薄れてしまうようだ。
インターネットから得られる情報、TVから得られる情報、全て無料で得られると勘違いをする。

無料で得られると考えてしまうから、
本当は世の中で一番価値のあるものの一つである情報にお金を払わない。
著作権を無視した行為をする。
情報に対する対価を払わない。

情報にしても、無料で得られるものは所詮無料。
その事に気付かない限り、あなたは価値ある情報を手にして、成長したり、お金持ちになったりすることはできない。

試しに明日車のディーラーに行き、「この車が欲しい。お金は払わない。払う必要は無いだろう?無料で譲ってくれ。」と言ってみたらどうだろう?
きっと気が狂っていると思われ、追い返されるだろう。

無料と有料の間には大きな質、内容の差がある。
情報だけは無料で得られると考えるのは間違っている。

この事に気付かない限り、何事もネット等で無料の情報ばかり追い求めて、結局失敗する。
ビジネスもプライベートも。

そんな事をしていたら、いくらお金持ちになりたいと願っても、
もちろんお金持ちになれるわけは無い。