なぜ賃金、給与はアップしないのか?経営者の視点から。
日本では昔からサービス残業があったと言われますが、明確に残業代カットが始まったのは10年前くらいでしょうか。
当時、私も某企業の一社員でしたが、残業時間分の限度が設定され、それ以上の超過残業は賃金ではなく、フレックス休暇、フレックス出勤へのへの振り替えに割り当てる事ができると説明されました。
今の所、経営者以外は、明日からいきなり給与が支払われなくなるという不安は持っていないと思いますが、
しかしそれでもサラリーマンの仕事は過酷ですから、フレックスという形であれ休暇が貰えるというのは嬉しかった記憶があります。
当時勤めていた企業が、幸運にも俗にいう一流企業で給与水準に満足していたということも、その背景にあるとは思います。
ただ今振り替えってみると、昇格以外の賃金アップは、既にほとんどありませんでしたし、退社する前の頃は、様々な締め付けがきつくなっていました。
しかし大きなスパンで考えて見ると、この給与水準の停滞、賃金ベースが上がらない現状は、消費を後退させ、日本を大きく停滞さぜる事は間違いありません。
ちなみに新興著しい先進途上国はもとより、先進国の中でも給与水準が上がらない国は日本ぐらいのようです。
どうりで遠い日本への外国人観光客が増えているわけです(笑)
もちろん観光客の件は小泉総理から始まった観光政策に依るところも多いとは思います。
さて給与の話しに戻りますが、給与を上げられない理由も経営者側にはあるのです。
続く...